U-15リーグを終えて

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U-15リーグを終えて

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2019/12/15 U-15リーグを終えて

本日行われた湘南ベルマーレEASTさんとの試合をもって、神奈川県U-15リーグの戦いは全て終了しました。

結果は1部リーグ第7位、10チーム中4チームが降格となるため、残念ながら来季は2部リーグで戦うことになります。

 

思い返せば7年前、泥臭く掴んだトップリーグ(当時の1部リーグ)昇格。

そこから1部リーグに所属し続けること6年。7年目の今年は、今までの中で一番厳しい滑り出しとなりました。

 

昨年12月から彼らを担当し、2月から始まるリーグに向けて2か月間の準備。

そこで掴んだ手応えを表現すべく意気揚々と開幕に臨みましたが、残る結果は彼らの望むようにはならなかった。

 

前期9試合終えて未勝利。7年間の中で初めての経験でした。

 

試合では何が起こるかわかりません。

あの時もしかし、たら。こうなってい、れば。

勝てていた試合もあったかもしれません。

残留してきたこれまでも、実はそのようなラックで獲得できた勝点もあったかもしれません。

 

でも私たちが目指すもの。

そして彼らの本分。

 

それは”成長”すること、させること。

 

未勝利だろうが、全勝だろうが。

 

おのれは成長しているか。

 

彼らの成長において”たられば”は必要ないのです。

 

誰かに追い込まれることはあっても、自らを追い込むことはなかった。できなかった。

 

したいことをするために、すべきことを疎かにしてはならない。

好きなプレーを表現するために。好きではないプレーを疎かにしてはならない。

”自由”は”責任”によって存在しているということ。

 

そんなことを伝え、学んできた前期だったような気がします。

 

そして彼らは前期未勝利単独最下位の状況に立たされてても、自らに矢印を向け、成長することを目指しました。

そこからの僅か3ヵ月程での目を見張る成長。まるで別チームのように逞しくなりました。

そしてその進化を支えているのは、間違いなく個人の成長でした。

 

結果的に1部リーグ残留というストーリーがハッピーエンドになることはありませんでしたが、私は彼らの成長を誇りに思います。

そして彼らをそのように導いてくれた環境に感謝しています。親、場所、相手チーム、スタッフ、制度、取り巻く全てに。

最終戦を終えて尚、彼らは進化しようとしている。

それがとても嬉しいのです。指導者として。

 

そのかけがえのない価値を忘れることなく、また新しい一歩を踏み出そう。

 

ひとつの戦いが終わりました。

アラタ、トウヤ、リョウ、マヒロ、ユウシ、ホソキ、カイセイ、リトモ、ヒロト、ダイキ、オオサキ、ヒライシ

カナト、マサ、ハル、ユウスケ、ナギ、ソウシ、ジュンヤ、コバ、タナカ、ユウ、カイト、チャリ、シュウナ

ひとまずおつかれさま。目標に導く力のなかった監督とともに歩んでくれてありがとう。

 

また新しいスタートです。限られた時間を大切にすること。

 

岩本

 

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